親切な漢方相談|土屋薬局ブログ

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芎帰調血飲第一加減で腰から太ももにかけての痛みが解消してきました。

おはようございます。薬剤師、認定不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。

「痛み、しびれに強い!土屋薬局」です。

 

さて今日のコラムは昨日の平成30年2018年3月22日のことです。

昨年の8月9月から急に右の腰から太ももにかけて痛みが増してきて色々と病院で検査をしたが特に骨も関節も異常なくて原因不明の痛みの漢方相談が3月7日の時ありました。その時の土屋薬局の漢方薬をご購入されたので漢方薬を服用した結果のご報告に来たのでした。

 

その右の腰から太ももにかけての痛みは特にきっかけはわからないそうです。

昼間から痛み出したそうです。

病院からはストレスのせいかも?と言われているそうですす。処方はアセトアミノフェン200です。

 

症状は曲がった時に腰が痛い。

座っている時と長く立っていると右のお尻から太ももにかけての痛みです。

よく痛みにはお天気、雨降りなどまた雪等の寒さ、湿度などで「天気の影響が痛みやしびれに関係しますか?」とお聞きしたりしますけども、お客様の場合は天気は痛みに関係しないそうです。

またお風呂などに入って入浴して体を温めても痛みやしびれの症状は変わりはありません。

 

肌はちょっと痒みがあります。食欲は普通です。お肌は乾燥しやすくアトピー気味です。

 

今は実家に帰って夜10時から11時の間位寝ていますが、県外の大学生で一人暮らしをしている時は夜中の2時に寝ているそうです。

便秘気味です。3日に1回でコロコロ便です。

少し頻尿気味気味かもしれません。

浮腫ありません。

生理は特に順調で生理痛もひどくありません。

 夜に眠っているときに痛みでズキズキして目が覚めることなどもありません。

 

通常は土屋薬局の場合は痛みしびれの漢方相談にはよく独活寄生湯、独歩顆粒を中心にお勧めしているのですが、それは痺証と言って寒さや湿気、風などの影響で虚弱体質の方が痛みや痺れが起きる腰痛、坐骨神経痛、椎間板ヘルニア、リウマチなどの症状になりますが、今回はまだ20歳前後のお客さまのご相談で実家のお母さんと来店されましたので、芎帰調血飲第一加減をご紹介しました。

 

イスクラ産業 芎帰調血飲第一加減

 (c)イスクラ産業 芎帰調血飲第一加減(きゅうきちょうけついんだいいちかげん)

 

「芎帰調血飲第一加減」は、日本人の体質に合った処方で知られる一貫堂方で、活血袪瘀剤の代表的なものです。


本方は下剤を配合せず、補剤からなる活血袪瘀剤ですので、産後の体力低下等に用いることができるのが大きな特徴です。

効能・効果

体力中等度以下のものの次の諸症。ただし、産後の場合は体力に関わらず使用できます。血の道症、月経不順、産後の体力低下


〔効能・効果に関連する注意〕
血の道症とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のことです。

  

昨日のお話では嬉しいことに芎帰調血飲第一加減を3日4日服用したところ足の痛みが消えたそうです。しかしまだ腰からお尻にかけての痛みが残っているそうなので、でも、それにしても漢方薬の効き目が著効で素晴らしいですよね。

 

またお母さんのほうもより「娘さんの体調良くしていただきたい」とリクエストがありましたので、昨日の夕方には芎帰調血飲第一加減とそれに合わせてイスクラ婦宝当帰膠を併用して頂ことに決めました。

 

イスクラ婦宝当帰膠

(c)イスクラ産業 イスクラ婦宝当帰膠

 

イスクラ婦宝当帰膠は、トウキをはじめ、センキュウ、オウギなどを加えた処方で、 これら9種類の生薬を原料とするシロップ剤です。
女性は、女性特有の体質、機能から、貧血、冷え症、生理痛、生理不順、肩こり、のぼせ、めまい、更年期障害などの 諸症状がおこりがちです。

イスクラ婦宝当帰膠は、当帰をはじめとして、コラーゲンを主成分とする阿膠など、気血を補う9種類の生薬が配合されており、貧血、冷え症、肩こり、頭痛、生理不順など女性特有の諸症状に用いられます。
 
イスクラ婦宝当帰膠は婦人百病に通用する四物湯にさらに補血・止血作用をもつ阿膠を加えて出血を止めて貧血を改善して、黄耆、党参、茯苓、甘草を取り入れて消化と吸収の機能を促進し、気(体のエネルギー)を補い、血の来源を確保する漢方処方です。
当帰は全処方の70%も占めるので止血補血の効能効果は四物湯よりもさらに発揮されています。
 
現在イスクラ婦宝当帰膠は生理不順、とくに月経量が少なく色が薄く、質が希薄といったときによく常用され、ほかには無月経や不妊症、不正出血、更年期障害、貧血で顔色が悪く皮膚や髪の毛に艶がなく、動悸、めまい、倦怠感などの症状を呈する人、または更年期障害、子宮筋腫、乳汁不足、産後腹痛、冷え性などにも応用できます。
 
また痛みにもイスクラ婦宝当帰膠の効能効果に「腰痛、腹痛」とありますように、漢方では痛みを引き起こす発痛物質を血行を改善することに除去して痛みを解消する鎮痛効果を期待すること。
 
そして同時に鎮痛物質、痛みを抑える物質を増やしていくと痛みを抑えていくことにつながります。気や血の不足、内臓機能の低下などが痛みの原因になります。
 
そこで気血や五臓を補う生薬は鎮痛物質をつくることにつながると考えられます。
補血薬の当帰、芍薬、補脾の甘草、茯苓、補腎の地黄などがよく鎮痛生薬と併用されるのはそのためです。
 
イスクラ婦宝当帰膠も腰痛や足腰の痛み、しびれにサポート薬として大いに期待できて大活躍します。
芎帰調血飲第一加減も血行を改善して気血水を流れをスムーズにするので、発痛物質を除去することにより痛みを軽減していきます。
 
それらを称して中医学では
「通じざればすなわち痛む」
また
「栄ざればすなわち痛む」
などと痛みの解消法の基本が提示されています。

 

イスクラ婦宝当帰膠は生理、月経周期を整える働きがありますのでよく芎帰調血飲第一加減とイスクラ婦宝当帰膠を併用すると卵巣や子宮のトラブル予防など、また普段の子宝不妊漢方相談でも役立つことが多いものです。

 

排卵障害やPC OS、多嚢胞性卵巣症候群等の時とかいろいろな場面で活躍するこの2つの漢方薬の方剤ですから、まずは将来に向けて子宮や卵巣、生理も整えていきます。

 

いろいろ病院で検査しても痛みやしびれの原因が、異常がないって事ですが、女性の方はやはり本質的には血の道症がありますから、腰やお尻の痛み、下半身の痛みを取るために血の道症、婦人科系の漢方薬で調子を上げていくことに決めました。

 

まだ年齢から言えば老化や加齢による傾向の痛みではありませんので、この調子でよりいっそう右腰から太ももにかけての痛みが取れていていただきたいと思いました。

 

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2018年3月23日  我が家のお庭、雪囲いが外れました。

 

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フキノトウだいぶ大きくなりました。春がまた一歩近づきました!