冠元顆粒という漢方薬があります。
血液サラサラ、淤血(おけつ)を解消するもので応用範囲が広いものです。
私も毎日、婦宝当帰膠と冠元顆粒を併用して愛用しています。
さて今年の2月末から3月にかけて四川川大華西薬業股分(人偏に分の字)有限公司という冠元顆粒の製造工場に行ったときのもようをご紹介します。
<2011年2月28日 中国四川省成都 冠元顆粒の製造工場で>
冠元顆粒を日本に中医臨床で紹介された「生みの親」 猪腰康也先生と中国のスタッフが固い握手をします。
熱烈大歓迎です。
中国の工場のスタッフは、社長もみなさま若くて「なんでこんなにみんな若いのだろう、年配の社員はどこにいるのだろう?」と思うくらいフレッシュなメンバーでした。
ちなみに成都は美人が多いです。
これは「蜀犬日に吠ゆ」という故事からもお分かりだと思います。
つまり成都、昔の地名で「蜀(しょく)」の国の犬は、いつも「蜀」の国である成都は曇りの日が多くて、晴れの日が珍しいので「蜀の国の犬」はお日様にビックリして驚いて吠えてしまう。
ということわざからも知れるように、日照時間が少ないのでお肌がきめ細かく、色白美人が多いことが挙げられます。
中国三大美人の楊貴妃も蜀の国(成都)の出身なんですよ。
冠元顆粒20周年記念訪中団 冠元顆粒のふるさとへどうぞ!
思い切って中国四川省成都に来て良かったです。
たぶん、この機会を逃すと二度と成都に行ける予感がしなかったので参加しました。
歓迎スピーチが始まります。
この熱気、写真からも伝わってきますね。
白衣に着替えて、帽子をかぶり、足元の靴もビニールの袋をつけて外部のゴミや汚れを工場内に持ち込まないようにします。
冠元顆粒の主薬の材料の丹参(たんじん)です。
最後の工程では、このように人の目で手作業で梱包されていきます。
感謝です。
工場内の展示室では冠元顆粒の箱が山積みになってピラミッド状態になっていました。
また機会があるときに続きを書いていきます。
成都が懐かしいですし、震災前の平和な日常を思い出します。
まさか1か月経たないうちに大震災と停電と津波と原発と、今のような世の中になるとは思ってもみませんでした。