おはようございます。
最近、中医師のT先生とお話しする機会があったので色々とアドバイスをもらいました。
ログしていきます。
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<子宮内膜症や40代の方の子宝相談について>
40歳、41歳、42歳はまだまだチャンスがある。
1~2年間は頑張れる。
自然妊娠は難しいとしても、病院の人工授精や体外受精に漢方薬の併用でうまくいくことが多い。
きっと良い結果がでてくる。
丹参製剤で効き目がもう一つのとき(子宮内膜症に)→弓帰調血飲第一加減を試してみても(益母草や烏薬が配合されている)
〇漢方薬の使い分け
冷え性があれば、爽月宝
冷えがなければ、水蛭製剤
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<聴神経腫瘍の神経鞘腫による耳鳴り、難聴の漢方について>
いままでの丹参製剤や水蛭製剤の服用方法はとても良いです。
中国でも最高の処方になるので、ぜひお続けになってください。
とのことでした。
脳には丹参製剤がいいし、内耳に水蛭製剤がいいですし、両者の組み合わせ、すごく良いそうです。
(場合によっては血府逐淤丸という漢方も良いそうです)
放射線、ガンマナイフの治療など、病院の治療を長期間していると、体質的には陰虚になります。
もし、今後、手足のほてりやのぼせなどの陰虚の傾向があれば、今度は今の漢方に耳鳴丸の効き目があります。
もしほてりやのぼせなどの陰虚傾向などなければ、牛車腎気丸の併用ももっと良いそうです。
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<個人的な感想>
個人的にお話させて頂いて思ったことは、患者さんを励ますような明るい口調が印象的で、「まだ大丈夫だよ~」とか私が治療している訳でもないのに、私まで元気が乗り移ったことです。
そういう明るい、明るさと希望がもてるような漢方相談を私も心掛けていきたいです。
<2011年10月27日 神町西 りんご畑と青空>