土屋薬局ブログ|子宝漢方、痛みしびれ、気になる不調

土屋薬局ブログ。薬剤師・不妊カウンセラーの土屋幸太郎がお届けします。私自身、不妊体験を経て、漢方療法の力で子供に恵まれました。その経験を活かし、皆さんに健康で幸せな家庭を築くお手伝いをしたいと思っています。薬局には女性薬剤師も在籍し、気軽にご相談いただけます。健康に関するお悩み、不妊治療、妊活相談、痛みやしびれに関する漢方相談など、お気軽にご連絡ください。お問い合わせやご予約は☎️ 0237470033までお願いします。一緒に幸せな未来を築きましょう。

基礎体温が低め、体の中から寒く冷房に弱い

こんにちは。

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。

今日はまた分からないこと、漢方の知恵を授けてもらいかったですので恩師の何先生にお聞きしておきました。

ログしていきたいです。

午前中は曇りで午後から晴れてきた山形です。

40歳の女性のかたで 

基礎体温が低い 高温期が36・5度代 低温期も36・1度くらい

○のどの痛くなる

○血圧が上がるときがある

○体の中から冷えてくる感じがある

土屋の質問 「先生に先日教えて頂いた方法、金匱腎気丸の証なのでしょうか?」

何先生 「たしかに先日にお話しましたように通常は50歳以上の方に見られやすい症状です。

早い人は42歳から腎陽虚の症状が現れます。

2つの可能性があって、一つは上記に挙げたような腎気丸を周期療法に使う方法。

もう一つは、気陰両虚の可能性。

体温が低い、舌ベロが赤い。

もし舌ベロが赤くて冷える、体温が低いのであれば気陰両虚証です。

アレルギーと関係してる、免疫と関係している。

それはどの臓器の気陰両虚か、それはおもに脾です。

脾の気陰両虚であればチャガと健脾散がよく効き目があります。

低温期にはチャガと補陰薬など。

もう一つは舌ベロが赤くなくて基礎体温が低い。

更年期に近い状態。

腎気丸を通常の半量くらい3~4粒くらい半分で使っていきます。」

やっぱり中医学の世界は深いです。

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<2012年5月14日 カエデの新緑がきれいです>

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