こんばんは。
山形の時刻は午後17時35分を回ったところです。
東根市神町の土屋薬局です。
今日は耳鳴りの漢方相談の方が2件ありました。
どちらも女性のお客さまでした。
女性のかたの耳鳴りの漢方相談は、血虚(けっきょ)といって血の道症に関連があるかどうかまず検討します。
実際に40~50代の方でもこのタイプが多いものです。
次に年齢別です。
20代か30代。
40代か50代。
または
60代~70代
などど腎虚(じんきょ)と言いまして、「腎は耳に穴をあける」理論よりエイジング(加齢)によるものが、どれほどのものかも検討していきます。
血虚(けっきょ)→補血(ほけつ) 腎虚(じんきょ)→補腎(ほじん)
となりますが、そしてストレスなどが発症の要因もありますので、気滞(きたい)といって気の滞りが実際にあるのかないのか、また淤血(おけつ)といって血行不良の関係性があるのかないのかも、私の頭の中で判断して漢方をチョイスしています。
男性の場合には先日、大江町から来店されたお客様は肝火上炎(かんかじょうえん)タイプでした。
カッとなりやすく、血圧も高めの傾向で、体はしっかりとしていて頑丈な傾向があります。
仕事や家庭でも責任がありストレスが多かったりします。
ちょっと女性とはタイプが違いますので、肝臓の火、つまり肝火(かんか)を抑えることを意識して漢方を検討します。
もしその方が50代でしたら、その方法でもいいかもしれませんが、、50代以降、いえ40代以降は腎虚(じんきょ)といってこちらも女性と同じように加齢(エイジング)の問題もありますので、補腎(ほじん)といって若返りの方法も意識していきます。
<2015年12月2日>
山形市、駅前の霞城セントラルビルです。
けやきの木と霞城セントラル
いい眺めです。
広々とした道が広がっています。
そこを歩いていくと、先日に鶴瓶の家族に乾杯で放送された「どんどん焼き」のお店があって信号をまっすぐ行くと霞城公園、最上義光の山形城のお堀があります。
…
「土屋薬局 中国漢方通信」の本家でコラムを書いています。
「耳鳴り、突発性難聴、耳の詰まった感じの漢方、漢方薬…不快な耳鳴りなんとかしたい」
「突発性難聴や耳鳴りの漢方相談」
「健康で元気に長生き。目、耳、骨、血管を守ろう!」
「耳鳴りの漢方、突発性難聴、耳管開放症、メニエルの漢方薬」なども参考になりましたら、幸いです。
人に言えない辛い耳鳴り、楽になりましょう!