一昨日の火曜日、2019年11月26日の午後8時から午後10時までパソコンを使ったIP通信で今年最後となる中医不妊症お茶の間講座を受講しましたので、ここにブログを書きます。
わたし個人的には最近は、なにか中医耳鼻科とか勉強を激しくすることが少し億劫になりまして、来年からは少し絞りたいと思っています。
そこで来年からは中医不妊症講座だけに専念してみたいです。
以前はかなりの数のよるのテレビ電話の勉強会があったものですが、受講する先生が多くなってわたしの出番が少なくなりました。
でも限られた機会を有効に利用していきたいです。
今週の日曜日には、東京で小太郎製薬さんでの邱紅梅先生の不妊症の講演会がありますし、子宝の漢方への追求心と良い結果を生むことには全精力を傾けますので、今後ともよろしくお願い致します。
痛みしびれや耳なり、後鼻漏などすべてのジャンルの漢方相談も可能です。
最近は、ツイッターのフォロワーさんが実際に来店されています。
喜ばれています。
さて余談でした。(でもこうやってこういう場で時々、心境を吐かないと息抜きできませんね)
「体外受精で採卵しても胚盤胞にいかない子宝の漢方相談」
39歳の女性のかた
体外受精5回
採卵4回
移植1回
移植は8分割をと胚盤胞の2段階移植
現在は凍結卵は0
初潮11歳 月経周期28日 月経期間7日間
生理痛は軽いです。
自覚症状は、腰痛、冷え性、食欲不振、疲れやすい、肩こり
舌ベロの状態は、歯痕の歯型が舌の横についています。
色は痰、苔は薄白です。
ここから担当の漢方薬局の先生が、婦宝当帰膠や杞菊地黄丸、参茸補血丸、逍遥散、健脾散、亀鹿仙、冠元顆粒、晶三仙、瀉火補腎丸などその時々で応用されて漢方相談をしていった経緯を述べられました。
その後、全国各地の漢方薬局の有名な先生方が意見を述べられました。
参考になったご意見を箇条書きにしていきます。
①体外受精で採卵後に受精卵が胚盤胞に行くのも精子の力。なかなか胚盤胞にいかない場合には精子も良くしたほうがいい。ご主人さまに海精宝や参馬補腎丸などお勧めしてみたらどうしょうか。
オイスターや二至丹なども。
オイスターは夜の寝る前にゼリーを飲むとよい。
分割がよくなる。
精子を良くして胚盤胞を目指します。
余談ですが、当店でもついにワタナベオイスターを仕入れました!
②体外受精でホルモン刺激をしているときには、チャガを2包×2回
③ハシマは1日1~2包
④肌の状態がいいと卵の状態もいいから、ハシマを勧めています。
⑤亀鹿仙とは肝臓の陰に ハシマは肺陰に。それが違い
一緒にハシマと亀鹿仙を使うとよいみたい。胚盤胞にいきやすい。
王愛延先生のお客様、そのような漢方で(それだけではないと思いますが)、46歳で出産しました。
⑥西洋人参もよい→疲れによい、一つの選択法
⑦体外受精など不妊治療をしているときでも基礎体温表を計測することをお勧めします。スマホのアプリではなくて紙と鉛筆で基礎体温表を書いたほうがいい。
(これは私もこれから店頭ではそうしたいです。王先生も漢方薬局でそのようにお願いしているそうです。みんなスマホのアプリに基礎体温表をつけているでしょう。それはコピーできないから、自分だけの情報になるので、わたしの相談では紙ベースだとコピーしたり、状態が良いか悪いか判断しています。スマホのアプリだとその場の一瞬だけの確認なので、結局はそのお客様のためにならないのですねー。残念ながら。クリニックや病院の産婦人科で先生から基礎体温表をつけてください、と言われている場合にはみなさま、紙で記録しています。それがいいんですね。わたしもスマホで基礎体温表をつけている方は「やりにくいなあ」と今まで思っていました)
⑧体外受精で凍結融解胚移植をするときに、いい状態の卵からもどしていくから、K大学病院で卵を戻すこと、6~8回した方が結局妊娠しなかったので、つまりあとに残った卵は質が落ちているので、そのときに採卵した卵は状態が均一なので、結局、王先生のアドバイスもあって加藤レディースクリニックで採卵して1個だけの卵だったけど、それが妊娠に出産につながったお客様がいる。
⑨海精宝は五子衍宗丸の変法。五子衍宗丸は「種が種(精子や卵子)を育てる」という意味です。
www.tutiya-kanpo.co.jp
先日、仙台で聞いた陳志清先生の話でも五子衍宗丸がでましたが、陳先生は「子孫を残す漢方」という意味といっていました。
勉強になりますね。とくに複数の中医師の先生から聞いていくと参考になります。
卵子を育てるときには、腎精(じんせい)が必要です。
10)最近、ローズレディースクリニックで海精宝と冠元顆粒を3名の患者さんにのんでもらったら、男性不妊の改善にとてもよくて学会で発表された。
最後に土屋の意見
「舌ベロが歯型があって胖大でしたら、気虚です。気虚で胚盤胞になりにくいのでしたら、双料参茸丸や麦味参顆粒なども婦宝当帰膠に一緒に使ってみてはいかがでしょうか?」
このような感じの充実した検討会でした。
今後とも勉強したら記録していきます。
「こころ」の健康アドバイザー 土屋薬局!
「山形県は、東北地方に存在し、冬は雪が降り寒く、夏は蒸し暑いという厳しい自然風土があります。農作業に従事している人が多いので、「痛み、しびれ」を訴える人が多いのが実情です。そのような地域のニーズに応じて、土屋薬局では「痛み、しびれ」の漢方相談を得意としています。
頭痛、肩こり、背中の痛み、肩甲骨の痛み、腕のしびれ、肘の痛み、膝痛、腰痛、坐骨神経痛、リウマチ、五十肩(肩関節周囲炎)などのつらい症状を緩和できるよう、皆様のお役にたてますよう、努力しています。また最近では、不妊症を中心とした婦人科系の子宝のご相談も日増しに多くなっております。
2人目のお子様が授からない、流産を繰り返すなどの不妊の悩み、不育症、体外受精でなかなか授からない、多嚢胞性卵巣、排卵障害、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症、卵巣嚢腫(チョコレートのう胞)などの器質的疾患や高プロラクチン血症によるホルモンバランスの乱れなどのご相談で実績を上げています。
そのほか、にきび、アトピー、湿疹、肌荒れ、掌蹠膿疱症、乾燥肌、喘息、精神疲労、抑うつ感、漢方ダイエット、耳鳴り、耳のつまり、聴力低下、メニエル、めまい、ストレス、不眠、高血圧、高血糖、糖尿病、痛風、高脂血症、腎臓病、肝臓病、がん、冷え、生理痛、男女更年期障害、免疫力の低下、起立性調節障害、発達障害などのご相談もお気軽にどうぞ。
お客様の立場にたちました、親切丁寧な漢方相談を心がけ、東北にかまえる薬局らしく、土屋薬局は従業員一同、もちの木のように 粘り強く努力してまいります。
当店は、さくらんぼ”佐藤錦”で有名な東根市(ひがしねし)に在ります。
親切第一をモットーとして、親身になって健康について考えます。しっかりした相談で、あなたの悩みも解決します。
健康についてのご相談、商品についてのお間い合わせを承っておりますので、お気軽にお電話下さい。」
日本中医薬研究会 会員店紹介より 土屋薬局
旧国道13号線沿いに当店がございます。
地理的には東根市、村山市、河北町、天童市、寒河江市、山形市、仙台市から来店しやすいです。
土屋薬局 中国漢方通信/漢方専門の薬剤師、不妊カウンセラーが相談します。
漢方体験ドットコム…土屋薬局のお客様体験談です。ぜひご覧になってください。
漢方のご相談方法は、漢方相談表、またはファックス、電話で受け付けています。
お問い合わせは、送信フォームもございます。
詳しい漢方相談の方法はこちらからで説明しています。
所在地 山形県東根市神町中央1-10-7
営業時間 日曜日、祝日お休みです。
平日 午前9時~午後7時 土 午前9時~午後6時
メールアドレス JDY00247@nifty.com
電話 0237-47-0033 漢方電話相談室 0237-48-2550 Fax 0237-49-1651
仙台方面からのご来店の場合には、お車でのご来店、または仙台駅前の旧仙台ホテル跡の複合商業施設のEDEN前のバス停から「山形新庄行き」48ライナーの山形交通のバスをお勧めしています。さくらんぼ東根駅下車です。1時間に1本あります。約1時間15分です。
さくらんぼ東根駅に到着されましたら、当店のスタッフがお迎えにまいりますので、お気軽に前もってご予約のうえご来店頂けたらと思います。
ホームページは 土屋薬局 中国漢方通信
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今後とも土屋薬局をよろしくお願い致します。