昨日は午後8時から午後10時まで今年の最後のIP通信講座 五臓からみる中成薬活用IP講座「腎」を勉強しました。
サブタイトルは~補腎剤と活血補腎法の活用~です。
東京のイスクラ産業さん本社と全国の漢方薬局、薬店をパソコン通信で結んで会話する技術です。テューターの先生は中医師の張立也先生です。
女性の先生で婦人科、とくに子宝相談に強いです。
この講座は新しい講座で五臓の肝心脾肺腎とすべてを習う面白い講座でした。それぞれに得意とする中医師の先生が担当して教わりました。
12月は冬で腎臓の季節なので最後は、腎で終わりました。
腎は生殖の腎なので、最後の実践編が面白かったです。
腎とは泌尿器、生殖器、ホルモン、代謝、骨歯、骨髄、腰、髪、耳の働きなど体全身の若さを保つコントロールタワーのようなところです。
腎虚になると老化が進みます。
卵巣機能や精力減退などの早老傾向も腎虚(じんきょ)が原因と考えることが自然です。「難病、不妊症、精力減退、慢性腎炎、慢性膀胱炎、前立腺肥大、糖尿病、リウマチ、骨粗鬆症、老人性皮膚掻痒症、夜尿、尿が出づらい、尿の勢いがない、むくみ、腰痛、難聴、耳鳴り、白髪、脱毛」なども腎虚です。
不妊症関連でいえば、妊活応援、滋養強壮、健康美容、抗老防衰、軟堅散結、成長発育などに腎精を補う方法はお勧めです。
①妊活応援には体の若返り、妊娠力の向上に。不妊不育、生理不順、無月経、不正出血、性欲低下、ED
②滋養強壮 食欲増進、体力向上
③健康美容 お肌に潤いと弾力で年齢を感じさせない美肌へ。かゆみ、乾燥肌、肌につやがない、髪の毛が薄い
④抗老防衰 足腰の虚弱、関節痛、頻尿、尿もれ、健忘、記憶力減退、のぼせ、寝汗
⑤軟堅散結 しこりを小さくする
⑥成長発育 虚弱体質の改善、成長に
そういえば、以前に10月に仙台で勉強した内容も呟いているので補腎について貼っておきますね。
腎とは深いですね~
昨日の夜は、その後は補腎薬を勉強しました。
双料参茸丸と参茸補血丸、参馬補腎丸、紫煌珠などとそして補腎活血として張先生が中医臨床に投稿した症例なども勉強しました。
やはり中医学は面白いですね。
それで、結論としましては私も自分自身は補腎薬を多く使うタイプと思っていましたが、張先生に比べるとまだまだ「甘い」と思いました。
とくに双料参茸丸については高いけれども困っているお客様がいましたら、紹介していこうと思います。天然の冬虫夏草が素晴らしいそうです。
張先生のお客様には医師だったり医療関係者もけっこういて、その中に喘息のような気管支の病気の方がいて双料参茸丸であきらかにステロイドの吸入剤が減って驚いている方がいるそうです。