こんにちは!薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
今日は3月5日金曜日です。
1月は行く、2月は逃げる、3月は去るで忙しい毎日ですね。
わたしも小さな薬局ですが、社長業に店頭での処方せんの投薬、そして有難いことに最近は積極的な宣伝は控えていますが漢方相談など順調に新規も含めてご相談が多いです。土屋薬局はやはり子宝相談のかたの新規、また継続でのご利用が多いですね。
昨日に来店されたお客さま、昨年の令和2年10月のときに初めてのご来店。雑誌「赤ちゃんが欲しい」を読んで当店を知ったとのことでした。
実家のお母様と一緒にご来店です。
そのときには「次回、初めての体外受精で採卵します。スプレキュアをつかってロング法での採卵をします。いままで人工授精を寒河江のクリニックで3回、いまの総合病院にうつってから3回、合計人工授精を6回して結果が陰性が続きましたので、体外受精にステップアップする」とのことでした。
そのお客さまは30代前半のお歳ですが、20代後半のときに子宮内膜症と左にチョコレート嚢胞が3センチあって、結婚前まで生理を止めていたそうです。
そして最初の採卵は左の卵巣の反応が悪くて難しくて右の卵巣から採卵8個前後とれて3個受精、でも胚盤胞まで育たなかった。
そして昨日にお話をお聞きしましたら先週の採卵で胚盤胞で6個も凍結できたそうです。レジ前で立ち話になりましたが感動しました。
「前回の採卵は漢方服用してすぐに1ヶ月も経過しないで採卵したから結果がでなくて、今回は漢方を服用して3ヶ月は続けたから結果がでたのね」と主人と2人で話をしたそうです。それもよかったのだろうとのことでした。
今後とも順調にいってほしいです。
「不妊治療、一歩ずつですが一歩が進みました」と嬉しい感想でお店を後にされました。
‥
<薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎の解説>
漢方は子宮内膜症があってチョコレート嚢胞がありましたので、スタンダードに養血活血の方法で2種類の漢方、シンプルにオススメしています。
丹参+香附子+当帰+芍薬+川弓 このような感じの組み合わせです。
煎じでなくて中成薬を2つ組み合わせる方法でお湯に溶かして服用朝晩の1日2回です。
最近、この活血化瘀の方法が効き目がよくて、ほかの体外受精をされているお客さまたちも1回でうまくいったり、最初から胚盤胞を5個以上凍結できたり、みなさまニコニコ顔です。個人的に活血化瘀の方法はすごいなあと見直しています。
活血化瘀の方法について参考になる記事の紹介です。
www.tutiya-kanpo.co.jp
こちらの記事から抜き出しますね。
「血行を良くすることは、卵巣の反応を良くすること。
また「質の良い卵」をつくることに役立ちます。
「淤血(おけつ)」とは、簡単にいうと、血液の質が悪くなり、粘り気を増して、ドロドロになり、血流が悪くなること。
その結果、血液が固まりやすくなったり、出血したりの状態のことです。
中国漢方には、ドロドロ、ネバネバした血液をサラサラにする「活血化淤(かっけつかお)」という方法があります。
「活血化瘀」の方法は、不妊の原因となる子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣嚢腫や癒着などが起こるのを防ぎ、さらに骨盤の血流を改善し、新鮮な血液が十分に卵巣や子宮に行きわたるようにします。
これだけでも、卵胞の働きがよくなり、排卵や着床が促進され、すべてが妊娠に有利な要因となります。」
わたしの師匠の康文海先生がよく「不妊の漢方では活血化瘀の方法が、すなわち補うことになります」とよく語っていました。活血化瘀で血流がスムーズになると卵巣の反応が良くなることにつながりますね。最近は見直してきている方法です。素晴らしいです。
ほかの記事では、こちらなども参考になりましたら、幸いです。
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