「周期療法における活血化淤の応用(2)」です。
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「周期療法における活血化淤の応用 」の続きです。
私が勉強したことのまとめになります。
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○婦人科における淤血(おけつ)の病理特徴
A)血淤(けつお)
月経血塊、月経前後頭痛、腹痛、子宮筋腫、子宮腺筋症、内膜増殖症、子宮内膜症など。
タイプ別に分けます→1)気滞血淤(きたいけつお) 2)寒凝血淤(かんぎょうけつお)
1)気滞血淤(きたいけつお)は、ストレスから来る血行不良。
イライラ、うつ、怒りっぽい、片頭痛、胸の張り、肩こり、排卵痛、生理痛など。
対策→イライラしない、怒らない。リラックス。
ストレスは、肝臓に負担をかけます。
肝臓の経絡は、頭の脇や肩の付近、おっぱい、卵巣、わき腹などの「エッチ系」なので、体の「脇」に症状が起こりやすいです。
疏肝理気で星火逍遥丸(せいかしょうようがん)、逍遥散(しょうようさん)、加味逍遥散(かみしょうようさん)みたいなものに、活血化淤(かっけつかお)の血行を良くする漢方薬。
たとえば冠元顆粒(かんげんかりゅう)が私は好きです。
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2)寒凝血淤(かんぎょうけつお)
冷え性が原因。
よくお店に、「冷え性が原因で生理不順や不妊になっていると思う」というお客様が来られます。
たしかに、冷え性は「血行不良」や「痛み」の原因になりやすいです。
「寒(かん)」の特性「収引(しゅういん)」「凝滞(ぎょうたい)」ですから、「通じざればすなわち痛む」で凝りや痛みが起こりやすいのです。
血管が縮めば、血行不良になります。
養生法は、体を冷やさないこと。
ファッション面の改善、飲食の改善。などです。
生理のときに体を冷やさない。
たとえば、極端に言えば「生理中は冷たい水で手を洗わない」くらいにします。
東京女子医大の本橋先生は、いま北京に留学中ですが、北京で冷たいものを食べない、飲まないといった養生を徹底したら、冷え性が治った!と喜んでいました。
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B)湿濁様血淤(しつだくようけつお)
骨盤内炎症および癒着、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)など。
炎症による癒着は、「湿(しつ)」も考える。
これは、舌診(ぜっしん)で舌ベロチェックをします。
「淤血(おけつ)」
または
「痰湿(たんしつ)」
または
「気血両虚(きけつりょうきょ)」
などの体質を判断して、体質ごとに処方を決定して改善していきます。
いまのところ、当店では体外受精をしているお客様たちなどが、ここ最近の夏の暑さや、ふだんの不養生の水の飲みすぎといった「間違った生活習慣」などにより、3人のお客様は、みなさま「苔が白くてビッシリ」でした。
処方は、「白い厚い苔を減らして、老廃物を除去」します。
そうすると、卵巣の反応が良くなり、排卵、採卵がスムーズでグレートも良くて成功しやすいです。
大体、2週間くらいで舌ベロの苔が薄くなります。
唇の色が暗い、顔色が悪い、目の下にクマがあるなどの淤血(おけつ)タイプは、徹底的に淤血(おけつ)の「ドロドロ血液」の改善に目標をしぼります。
これも効き目が抜群です。
最近、1週間くらいの漢方で妊娠したかたが、「3人」いますが、これは活血化淤(かっけつかお)を高温期に徹底したからです。
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C)脂膜様血淤(しまくようけつお)
黄体機能不全、甲状腺機能低下、高プロラクチン血症、子宮内膜症など。
生理のときに、内膜様のものが混じる。
高温期の陽不足も原因で、生理がスッキリでないこと。
脂膜様血淤(しまくようけつお)は、高温期から対策をたててたとえば高温期に 補陽(ほよう)します。
私は、参茸補血丸(さんじょうほけつがん)が好きです。
今回は、これでおしまいです。
子宮内膜症 カテゴリーの記事一覧 - 土屋薬局ブログ|漢方相談(痛みしびれ、耳鳴り、ダイエットなど)、子宝相談受付致します!
こちらのスレッドも参考になりましたら、幸いです。
最後は、私も目が疲れてしまいましたので、目に優しい「緑」の写真でお別れです。
土門拳記念館の帰りに、「山居倉庫」です。
だから、「土門拳風に写真がうまくなったつもり」で写真を撮ります。
<2006年9月3日撮影 酒田市 山居倉庫>
こちらのコラムも参考まで
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漢方相談、子宝相談受付いたします。
‥
このブログは私が書いています。
土屋幸太郎です。
以下の資格、業務をしています。
●薬剤師
●国際中医専門員A級(中国政府認定)
山形新聞の夕刊に載ったときにはビンラディンの⬆でした。反響がすごくてしばらく大変でした。漢方処方“お墨付き”…東根の薬剤師 土屋さん。見事にA級資格取得
●不妊カウンセラー(NPO法人日本不妊学会認定)
不妊カウンセラーとして不妊に悩む夫婦に寄り添いたいです。 - 土屋薬局ブログ
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このあと、自分が42歳で結婚して10年間不妊に悩むとは思っていなかった土屋幸太郎でした。実に52歳でのパパでした。。。
お客様たちの相談の不妊相談は正直いいますと「他人」の相談ですが、いざ自分たちが授からないとそれは「不妊の当事者」です。
妻ともお客様の相談をしているあいだに、お客様たちはどんどんと妊娠して出産して当店の漢方相談から卒業していって、わたしたちは取り残されて、永遠に妊娠できないのでは、、という焦りも生じてきて、本当にこの「焦り」が不妊の正体で、それに周囲のプレッシャー、引け目を感じると言うか、恥ずかしいというか人に言えない深い悩みが不妊です。
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山形南高校卒業、東京品川区戸越銀座と武蔵小山の間にある星薬科大学衛生薬学部卒業。
東大医学部附属病院薬剤部で薬剤師として調剤学と製剤学を実地研修終了。1年間目黒本町4丁目の下宿から学芸大学駅経由中目黒乗り換え日比谷線、行きは霞が関、帰りは銀座で丸ノ内線乗り換え本郷三丁目下車で通っていました。東大病院対抗野球大会で北千住の荒川河川敷野球場で3回戦まで薬剤部で勝ち上がったことなど懐かしい思い出です。
イスクラ高円寺研修塾で中学を本場中医師から1年間学んで卒業。
イスクラ漢方薬局日本橋店、高円寺店、四谷北京会館、吉祥寺東西薬局、八王子東西薬局で研修。この当時はよく日本橋のイスクラ産業にも通っていました。
千葉県松戸市のマツモトキヨシ入社。立石駅前店、西友前の石神井公園店、巣鴨駅前店などで勤務。
その後、土屋薬局が新しく立て直しのために両親に請われて帰郷、現在は現在は土屋薬局勤務です。
東大医学部附属病院薬剤部で1年間真面目に研修した賞状です。
入学する頭はなかったのですが、なにかアカデミックな雰囲気に弱くて、それはそう、南高時代に仙台二高の図書館に入ったときに「!?」と思った感じに似ています。東大医学部の図書館もすごいいい雰囲気でしたよ。
‥
日夜、お客様に良い結果、私の名前の「幸太郎」のように「しあわせ」になって頂きますように、中国漢方で奮闘中です。
最近は、不妊症や痛みなどで良いお知らせが多く、私もお客様から元気を頂いております。
不妊カウンセラーの資格も得ましたので、今後に生かしていきたいです。
お客様と心の共有ができる漢方相談、深みのある安心できる漢方相談が目標です。
漢方相談をしていて、今も心に残っているお客様は、他県から来店されていたHさまです。
Hさまは、結婚13年目で体外受精も6回目だったのですが、実際にHさまのお気持ちと深く相談しまして、不妊の大変さ、心理的なプレッシャーを知りました。
「結婚して以来13年間が不妊との戦い」でした。
「不妊とは、まさにゴールの見えないマラソン」でした。
という言葉が今も心に残っております。
Hさまは、その後漢方も併用されまして、めでたく双子のお子様をご出産されています。
1年に1回くらい、家族で来店されていますが、今ではお子様たちも元気に育って、幼稚園に通われています。
Hさま曰く「私の経験を他の不妊で悩んでいる人達にも役立てて頂きたい」とのことで、現在は子育て中ですので、私がHさまの代わりに、漢方相談に生かしていきたいと思っています。
ですから、お店で私が気合を入れて相談をしているときには、Hさまの気持ちも入っていると思ってください。
今後とも努力していく所存ですので、みなさま、どうぞよろしくお願い致します。
もっと詳しく土屋幸太郎を知りたい場合には、こちらのコラムを御覧くださいね。
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妻の女性薬剤師の幸先生の紹介です。
土屋薬局は家族で頑張ってます。
赤ちゃん社長の子育てと仕事との両立で家族とスタッフと地域のかたがた、そして遠方でも当店を頼ってくるお客様のために頑張っています。
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